男は辛いよ

ルミカ2大新製品の発表でしたが見本市会場は閑散としています。官公庁が主催者だからこんなもんでしょう。

「悲観する事はない。少ない来場者の中に案外本物が潜んでいる」とアドバイスはしますが、仲間達の気勢上がりません。

今日は今春入社の初々しい女子社員に営業の手ほどきをすることに。こちらの方がずっと楽しい。

先ずルミカ出展の目的を来客に刷り込むように指導しました。

「ルミカは色んな新製品を開発してますが今回は被災者の救出に役立たちたいと2年半かけて製品を開発しました。名前も見逃サーズ。空から瓦礫の中から或いは水中から素早く被災者を見つけます」
「そちらのブースでは暗闇でのマーキングに使える大閃光ペイントを展示しました。被災者救出にも活躍するでしょう」

なんてルミカの社会性の高さを強調するようにコーチしました。しかしフーテンの寅さんや中洲士郎と違って可愛い娘にはそんなテキヤの前口上は不要のようで、客の方から食いついて来ます。この辺りも「男は辛いよ」ですね。

「Bi見逃サーズ」のブース。左隣が「サイリュームペイント」のブースです。

いいお店

明日の叙勲に備えてプリンスパークタワーに投宿です。東横インと違って格好付けるのにくたびれる。それも老婆(ラオポ)と一緒でねえ。

仕方なく増上寺を歩いて鳥居の下にあるモンでスペイン料理を馳走することに。

どういう訳かな。食事の店と言うのは最初にぴたっとハマると自分の特別の存在になります。味も大切ですが店と店の人の空気でしょうか。滅多に行かないのに常連の様に親しくに迎えてくれます。そんなお店が「モン」でマスターが秀逸。

老婆(ラオポ)を見て笑顔で「今日は何事ですか?」に勇気を奮って小声で「実はねえ。明日勲章いただいて天皇陛下に拝謁するんよ」マスター理解できんのか反応が鈍い。それで気を良くして「この人を50年で初めて連れて歩いとるんよ」すると妙に納得して「じゃあ初めにスパークリングですね」飲めないラオポに心配だったが「サイダーみたいなモンだから」にケロッと飲み干してやがる。

締めはパエリヤと頼んでいたが少しキツイかなと思っていたらマスター察してイベリコ豚に替えてくれた。食べて飲んで2人で7000円。あのマスターお祝いに安くしてくれたんじゃないかな。

あっぱれライバル

大連出張初日。新工場ではいよいよ内装開始です。

一番の関心はルミカ開発館の具合だが、機密基地と言うことで窓が少なく何とも暗い。それで壁を取っ払ってガラス張りに変更することにしました。

矢張り開発は面白い。同業者の開発品を眺めるのも開発の苦心が伝わって興味が尽きません。どこの世界にも競合相手はいますがこの化学発光の世界にも現在10社ほどが競合しています。北京のジャオトンも残った強豪の一つ。ここの社長金朝は化学発光のサクセスストーリーに不可欠な役者です。兎に角化学の秀才だったが、ゆっくり大学で学業する暇はないと中途退学してスタートアップ。1994年のことでした。化学発光の創始者であるACC社が消滅した後、各種原料合成の難題を独力で解き明かしていった男です。今でこそ北京に結構な敷地の工場を所有し財を成しているが、当初は牛舎の跡にコンロとビーカーを並べて実験していました。

最近中洲が 夢中になっている発光液内面付着のボールを既に数年前から手がているのが判明しました。ボールに内蔵させたガラスアンプル2本をショックで破割させる方法に苦心が見て取れます。だが輸送中に発光すると言う難題はクリアできていません。内面に小さな凹凸を施した透明ボールが素晴らしいので1000個分けて貰うことに。お礼に大閃光ペイントのビデオと写真を送りました。ウエイシンの向こうで金朝が唸っているに違いありません。

中洲も金朝の美しい模様のPOPGLOボールを唸って眺めるうち、これをLEDで光らせてみるとどうなるか試す事にしました。以下がその写真。色を変えて点滅させれば光の中をさまようようで面白いでしょう。

まさかのまさか

なんと在ろう事か旭日単光章と言う叙勲を受けることになりました。                申し訳なくて一瞬ご辞退をとも考えましたが・・・。

家族も友人も会社の仲間も「この人がねえ。信じられない」と言いながら喜んでくれるでしょう。私自身生涯褒賞は何一つ貰えないと確信していたので一番驚いています。何よりもあの老婆(ラオポ)と打ち揃って生きて天皇陛下に拝謁できるとはねえ。神様は本当に憎いことなさる。この叙勲は皆様のお陰、得難い儲けモン。ご辞退などとんでもない。間違いであっても取り逃がすものかと受諾しました。皆様に心から感謝します。

これを機に更に新製品開発を進め、精々品行を改めて日々これ努めてまいりますのでどうぞ宜しく。

新入社員の研修終了

何と言っても本日は第39期の株主総会。

この日だけは社長の晴れ舞台。と言っても業績良ければの話。当期はうちの常務が華々しく宣伝とイベントに金を使いまくったので純利益僅かでした。だがお陰で会社が少し有名になりました。

夜は新入社員の研修終了飲み会。うちのヒラタ船長の手引きで新入社員達、宗像大島ウミングでの釣り研修。何と30匹もの鯛やシマアジを釣り上げて本日の肴に供されました。親しくして頂いているウミングの皆さんが彼女達のために魚達を断食させて入れ喰いにしてくれたようです。心からお礼申し上げます。


彼女達に釣られた真鯛。

軌道修正です

ブログは矢張り難しいです。このところ筆が進みません。

「文は人なり」と言われる通り書いたものには筆者の人間そのものが現れてしまいまねす。気を緩めると筆者の思考回路の脆弱さや人間性までも露見します。

本来このブログは士郎の珍奇な発見と妄想を綴るものでそれ以外のテーマは中洲士郎の及ぶところでありません。ところがこのところつい調子に乗って主題を逸脱した文を書いて後悔しております。

さあ寄り道しないで「珍奇な発見と妄想の毎日」をブログに収めます。とにかく毎日皆さんと一緒に珍奇な新製品の開発あるのみです。

BiRod(Birds eye Rod)はスポーツカメラを竿の先端に取り付けて高所、水中を撮影する道具です。久々のヒットで中洲気を良くしとります。今度は珍奇なカメラを組み上げて特殊ケーブルでモニターに繋いでどんな場所でも探し物を見逃さない探索機「Biレスキュー」を世に出そうというわけです。

今日はそのBiレスキューの最終仕様を決める為に製品を手にして木の茂みや小屋の屋根の空中探索、床下や草むらの地上探索それに水中探索を同じ機材で行いました。これがスムーズにやれて映像の保存が出来ることがレスキューには不可欠な機能です。

イシバシ君指摘の通りVRゴーグルでの探索は現行品では無理がある。だから標準セットではタブレットにすること。問題は360°LED防水カメラです。草むらや軒下を擦ったら直ぐに防水ケースに傷や汚れが付きます。それにケースを通しての映像は随所に映像欠陥が表れます。だから取り外しや交換が不可欠です。そんなこんなでどうにか製品仕様が決まりました。

余計なことをブログに書いて憂鬱になったのが、開発作業専念で少し気が軽くなった午後のひと時でした。

上から珍奇な360°LED防水カメラUSBケーブル付き。20000円

HUAWEI高級7インチタブレットセット25000円

VRゴーグル充電池セット25000円(オプション)

光る救命パンツに

定時取締役会でした。

朝起きてから今日の開発案件は光る水着、それも艶なビキニです。大体構想は固まりましたが化学発光は反応で炭酸ガスが沢山発生します。

だから下手するとビキニが膨らんで異様な格好になるかも知れません。まさか光る救命パンツじゃナイトプールで色気が出ませんね。そこで今朝早くネットでガスが抜けて柔らかく皮膚にも安全な素材を探してアマゾンで発注しました。

光る優雅な水着の開発一緒に始めましょう。

艶かしく光るビキニ水着

TA社の社長と専務が勇退されてTAプロパーの社長と専務が就任されたので表敬訪問する。

矢張り大会社で氏育ちのいい皆さんは違いますね。余裕とウイットに溢れられた新旧首脳の会合でした。
「なあ中っさん。俺が社長降りたら即こうだからねえ」と旧社長テーブルで手のひらをパタパタと表裏に。調子に乗って「末路哀れは世間に常よ」とやるのは憚られたので中洲「私ももう直ぐです」と合わせました。相談役と顧問には残られるのでこれからは気兼ねなく話に行けそうです。昨夜皮むきした「島らっきょう」が小さなプレゼントの役を果たしてくれました。

久しぶりに東京支店の皆んなと歓談しました。
NB新製品の販売ではシトミ君達女性陣が営業革命チームを組織するように。NB販売で積極果敢なミヤサカ君には「自分で価格を作れ」と要望しました。

ヒハラ開発名人はシリコンボールで新たな謎解きと「柔らかい」スティックライトの開発それに面白い複合素材を発見しております。

オノデラ君とは艶かしく光るビキニ開発で盛り上がりました。彼は東京分室にTシャツプリントラインを持っております。彼女たちに素敵なデザインシャツをプレゼントしてモテモテです。それで序でに高周波圧着機を購入して光る水着を試作するように指示しました。さすがにプロデザイナー、即座に「これはイケる、やりましょう」と来ました。今年の夏ナイトプールや彼の仕事場ロサンゼルスのロングビーチで話題を呼ぶかもしれません。

由布農園での新入社員研修

今年の新入社員の由布農園研修です。
農園の桜が満開のこの時期に毎年行なっています。朝早めに入園して皆んなの来園を待つことにしました。

先ずダッチオーブンに着火して焼き芋開始、米2升のとぎ置き。SOHO小屋の薪ストーブに火を入れてコーヒーケトルをかける。福よかな陽光の中、由布岳の西面を望むと年々増えている山桜が白い霞のようにたなびいています。アスキーが約束の卵30個を携えて小屋に入ってきました。静かな小屋にクヌギの薪が炎を上げ鶴首ケトルに湯気が立ち準備完了です。

農園でのアクションプランは50羽の鶏との交歓、アイパオ鶏舎見学、モグニケルでモグラ処置、椎茸と島らっきょう収穫、園内見学をして卵かけご飯の昼食会。この後カミウラ牛舎の見学が組まれています。


恥も外聞もなく娘たちの眼前で早速この始末。

午前11時4台の車が次々に到着。中洲の手下の鶏たちの歓迎を受けた娘たちの嬌声を皮切りに、無事に予定を消化して第2部の由布院倶楽部での開発マインド強化合宿に移りました。


カミウラ牛舎で。生まれた時から殆ど盲目のジャージー牛。とても人懐っこい。


モグラに荒らされた牧草地。モグニゲルを1本セット。暫くしたらこの土山が全て無くなります。


開発マインド強化合宿で。新製品誕生の由来を辿って次の展開を討議です。


ナガトシが大閃光プレートを完成、入社5年、油が乗ってきました。

開発競争です

世に発明は最初の発案者にライオンの分け前(lions share)が付与される。だから寸刻急がなきゃいかん。

中洲の罵声に少しだけ社内が動き出したようだ。「光るボールなんて」が「ヒットしたらヤバイ」に代わったのだろうか。深圳ルミカがハシモトの活でヘソ付き半球ボールを調達。そしてネット検索で先行者を発見し情報を寄越してきた。動きが速い。

ハシモトコメントで「中っさん。押してダメなら投げてみな、だったのですね」だって。写真見て皆さんもそう判断されたかもしれませんね。

投げて内部のアンプルを割って光らせるという案もありましたが、そりゃどう見ても拙いアクションですよね。だけどそんな思い付きでライバルは商品にしちゃうんです。

写真を良く覚えて頂いて、真打開発マン中洲が近日発表する「押してダメなら引いてみな」との違いを実感してください。

若しかしたら皆さんのトリックの方が中洲のよりも優れていた時は中洲素直に負けを認め発明者の権利を侵しません。