アイパオの話(その63)

ひ孫に残す新製品(その9)

ログ調アイパオ

2010年4月にアイパッドが発売されて以来アイパッド漬けの毎日です。こ気味いいのがスクリーンショット。パソコンと異なりスパッと記憶に飛び込む感じが好きです。

自慢に聞こえたら御免なさい。毎日新たに目についたものはアイパッド操作よろしく頭にスクリーンを飛ばしておきます。夜中布団の中、幸い隣には誰もいませんのでそのスクリーンショットを牛のようにもぐもぐ反芻します。すると面白い(ロクでもない?)アイデアが湧き出て来るのです。

1週間ほど前のことです。倉庫を改装してアイパオ生産と試作とネット通販用に冷暖房を効かせた部屋をこさえる為フィンランドからログ材を取り寄せました。そのスプルースの無垢材厚み50mmがスクリーンショットに入ったのです。

これだけの厚みがあれば6Φの通しボルトが通せる筈だから3本通せば頑丈な甲板ができるだろう。アイパオの床は勿論、キャンプ用テントの床板にも最適に違いない。

普通ログハウスというのは側壁にログ材を積み上げてダボ(繋ぎの丸棒)と上からの通しボルトで締め付けます。しかし床板を通しボルトで締め付けるのは意外と新発見かも知れないのです。

翌朝ヤングナカムラに秘密をバラして取り掛かりました。スクリーンショットの反芻で生まれたアイデアが上手い具合に形になったのです。今後は全てのアイパオの床がPVCから北欧の床板に変わるでしょう。

床板が気に入った仲間たち皆大事な予定を放り投げてログ調グランパオに取り掛かりその日のうちに一気に完成させました。

ここで仲間達とオールドナカムラの焼いたピザをツマミに冷えたビールを飲むのです
ログ調アイパオの5枚のソーラーパネルで100W発電中
左から最新のログパオ、魚植共生パオ、砂パオ、トマトの木パオです

この頑丈な甲板2枚にこれも丈夫なゴム浮き輪を挟んでアイパオを水上に浮かせるのです。悠々と水上生活をしている景色が頭をよぎります。早いうちに一緒に挑戦しませんか?

裸のウイルス(その27)

ひ孫に自慢する新製品(その8)

高濃度純粋二酸化塩素水  CLO2 PURE SOLUTION 100

今日は会社の老人達のペットの鯉の病気の話から。

前回、近くの大根川から野鯉2匹を釣ってきて孤愁の後家鯉を慰めた話をしました。ところがこれが大変なことに。この2匹いずれも鯉ヘルペスウイルスに罹患していたのです。次第に顔が白くただれて目も見えないようで餌も食べなくなりました。後家鯉にも感染してしまったのです。

ネットを見ると「ヘルペスに罹った鯉は100%死ぬ」と。そして鯉ヘルペスが世界に蔓延しているそうです。大変だ! 更に調べればエビやカニ牛豚鶏密集飼育するものは全てウイルスにやられているのです。今回の新型コロナで人類は500万人もの犠牲者を出しているがそれは人類だけじゃないのです。野にミツバチがめっきり減ったのもウイルスの仕業らしい。これって人間を含む生態系の危機じゃないですか。

そんな事態なら止むを得ません。この可愛い鯉3匹にジェンダーの息子への「種痘」と同様の役割を果たして貰うことに。

動物虐待になるので詳しくは話せませんが新参者2匹は別の水槽で実験の犠牲者になりました。そして3匹目の後家鯉は1週間、水槽に朝夕2度ソリューション4cc滴下した結果無事ヘルペスが治り顔もご覧の通り綺麗です。この時の二酸化塩素濃度は0.03ppmでした。

以前の美形に戻りました
酷い顔でした

先般、同志ドガワの友人加藤さんの愛犬が二酸化塩素で生き返った話をしました。今度はある方からのYouTubeのコメントの知らせです。

アフリカでは毎年20万人ものマラリア患者の命がMMSというタダ同然の二酸化塩素混合液で救われているようです。

たとえそうであっても「お上」がダメと言えば何事もダメなのが世の定めのようです。ひ孫の時代でも許認可権という盾に「お上」はしがみついているのでしょうか。

ひ孫よ!

石器時代から人間は新製品を「開発」して生き延び生活を楽しんできたのだ。会社でも社長が中洲のように分からずやで論理が通らない時でも腐らずイカサマを「開発」するのですぞ。

お役人様に

「二酸化塩素が動物のウイルスにこれ程効くなら人間のウイルスにも効くのではありませんか」と問いかけましょう。

URLを貼っておきますのでペットの具合悪い時は是非試してください。

アイパオの話(その62)

ひ孫に自慢する新製品(その7)

魚植共生アイパオの話の続きです。

ひ孫の時代になったら「ひいじいちゃんの時代って自然界の魚をとって食べとったの?野蛮人やね」「野菜を畑で作っとったの?馬鹿らしい」って言われるかも。

前回では川に浮かべた箱舟で野菜を栽培するという欲張りの魚植共生でした。結局2匹の鯉のうちの1匹が水槽からのジャンプで絶命、片棒の鯉が悲嘆に暮れる中プールアイパオを解体して魚植共生は仕切り直しです。

先ずは新しい鯉の調達。昼休み。会社のそばの大根川での鯉釣りにオールドナカムラ先生を誘ったら結局遊び好きの他のゴクツブシ連中も一緒の川遊びとなりました。

ここはヤングナカムラ君、橋の上から模範演技です。餌は横のコンビニの食パン、鯉は歯がないので吸い込み仕掛け、パンで針を隠します。何しろ雨続きの8月で水も濁り流れもあるので釣り名人も10個の眼差しの中で緊張しました。中洲は川底を這わせながら時折り餌を浮き上がらせる名人芸を感心して見るだけ。白いパンがぼんやり姿を見せた瞬間それを目掛けて草むらから黒い塊が猛ダッシュ。何しろ魚はでっかくて餌をくわえて古賀の海に向かってまっしぐら。道糸直結だから糸は無事だが針が延びて魚はなんとか逃げ去りました。

結局小型の鯉、それでも50cm余りの頃合いの仲間2匹を釣り上げて回転水槽に放ちます。これを待ち構えていたように先住の雌の鯉が嬉しそうにじゃれつきます。どうもこの鯉はただの男好きだったようです。

この回転水槽の上に12艘の新型野菜舟をホースで繋ぎ底にお魚トンネル兼台座を置いて舟を固定しました。鯉の糞で濁った水を野菜舟にポンプアップして循環させております。

アイパオの中には2段水槽を置いて例のヒメノさんの甘いトマトを挿木してもう直ぐ豪華魚植共生館のオープンです。

ひ孫の時代になったらデパ地下で養殖のエビや魚と一緒に新鮮野菜が生きて売られているでしょう。今と違って少し野蛮な光景かも知れません。

写真をご覧ください。

3匹の鯉が泳ぐドーナツ型水槽と固定した12個の水耕野菜箱です
野菜箱を支える台座に隠れたつもりの鯉くん