アスキー鶏の災難

由布農園行。花冷えに忘れ雪。

コメリでアスキー鶏の餌のついでに「花が咲いてるのは安くしとくよ」商売上手の姉さんに乗せられてね。花みずき等の苗木まで買ってしまった。

だが農園では小雪の中、シダレ桜や花桃が満開で、余分な買い物だったようだ。


ご近所に評判の枝垂れ桜と花桃。随所に椿が咲いてます。

アスキーの話。中洲鶏舎で一昨日一羽、昨日二羽の鶏が夜中イタチかテンに殺られた。アイパオの中国製天井ビニールが粗悪で穴が開いていたのだ。再侵入を防ぐための応急処置でブルーシートを屋根にかぶせた。

ここは何とか鶏舎内に360°カメラを据え付けて監視できるようにしなきゃ。月曜日の新人研修での学習課題だ。

小屋の薪ストーブが心地よいものの、鶏がやられたのと舞い落ちる雪でいささか鬱な気分。苗木と花の植え付けをして農園を引き上げました。農作業は楽しいばかりじゃないですね。

島らっきょう物語

中堅量販店の副社長の来社がありました。ルミカライトの取り扱い要請でしたが、話はBiRodと360°USBカメラで俄然盛り上がる。駐車場に設置して顔認識ならず車認識する話に。その会社ではレジの無人化など店舗合理化で最先端を走っているので、中洲のカメラ妄想をよく理解してくれた。今後は安価で単機能高解像度カメラの需要は桁違いな数量になるでしょう。その一方で市場が細るばかりの複雑高額化へ走る日本のカメラメーカーの市場撤退のニュースが哀れです。 一言で言えば「日本ではトップが仕事をしていない」

今日は昨日お伝えした「島らっきょう健在だった」から更に詳しいラッキョウ物語をお伝えします。
話は2016年8月2日の日報に遡ります。

8/2今日のトピックは何と言っても島ラッキョウ。あの強烈な匂いに参る向きも多いが数年前のブログを蘇らせて島らっきょうの話をしよう。

先ずグーグルで「島らっきょう」を紐解くと。
「産地は沖縄県伊江島や糸満市。赤土を好む。多く含まれるアリシンが強い匂いの元でビタミンB1の吸収を助けアデノシンが血液をサラサラにする」とある。


古賀の開発館の畑の膝下が短い初期の島らっきょう。未だ美味くない。

「これ、家で食べな」とオヤジがカウンター越しに寄こしたのが運命の島ラッキョー。細ねぎのような葉と縮れた白い根が付いて20本程あったろうか。もう10年も前の事です。

我が由布農園(由布岳の北面に広がる塚原高原にある会社の不良資産。中洲士郎10指に入る失敗物語の一つ。いずれ涙の物語しましょう)を出て夜は真っ暗闇の杉木立を抜けた先に、裸電球に揺れるちっぽけな沖縄食堂(ゆいまある亭)がありました。

そこの亭主がその島らっきょうのオヤジでした。
7年前に幽霊になってしまったが今も少しだけ寡婦の背中で生きています。

農業をやっていると貰い物が多い。根付きというのは時に厄介だ。捨てる事が憚られるのでそこかしこに植えられていつのまにか農園は貰い物がばかり。それに家のラオポの庭から間引かれたハンパモンが我がもの顔でのさばっている。そのくせ「だからアンタの農園はまとまりが悪い」とラオポがいつもくさす。

ミョーガ等は物凄い。「竹のや」の親爺に狭いスチロール箱で虐待されていたのが我が農園に貰われるや、どんどん縄張りを広げて毎夏バケツ10杯程の恵みをくれる。


発泡の小箱一杯から始まった。新澤さん手入れの見事なミョウガ畑。


これこの通り毎年見事な収穫。

さてこの島ラッキョー、食べるの止して育てようと決めたが何しろ農園は標高800メートル。沖縄育ちには冬が越せまいとビニール小屋に植えて忘れていたら翌年6月頃1本の苗に10個位子供が付いていた。これも食するのが惜しいからと今度は外の畑に植えたら気候にも順応したのか増え続けた。3年目から半分食べて半分畑に残していたら今では苗の数はなんと10万本! 苗床で苗が根を張って植え付けの順番を待って喧嘩している。週末農夫では時間が足りない。


問題の農園のビニールハウス。最年長の孫。可愛かったなあ。

あの美味い島ラッキョー、捨てるに惜しいので会社の裏に真砂土を運んで畑を作り今も植え続けている。だが諸君農業は実に奥が深い。その後沖縄で本物の島らっきょうを食する機会があった。人間も美人とそうでない違いの一つは膝下数センチの差にあるらしいが島らっきょうも中洲士郎のそれと違って本場物は白い膝の下がスーッとセクシーに伸びている。偽物は歯触りもコリコリするだけでピリピリ味にも深みがないことが分かった。3年研究を重ねた。

そして根菜類が熱愛する乳酸菌類の培養に辿り着いた。(この菌のことも追って詳しく紹介しよう)最早故郷の伊江島育ちに負けない「島らっきょう」が増え続けている。島らっきょうは血液サラサラの効果だけでなく、ラオポ曰く「私はダメ。お通じはいいタチなのにこんなの口にしたらトイレが近くて敵わん」と。


乳酸菌と美人になった島らっきょう


レシピの紹介
この小さなラッキョーの皮むきは大変。
シャキシャキ感はこの作業で決まる。
粗塩を振って暫くおいて軽く塩を落して削り節に生醤油が一番。変わり種ではマスタードオイル,ドレッシングとみじん切りした塩昆布。博多めんたい和えもいい。天ぷらも定番。凄く体にいいらしいから来年あたり干してサプリメントを開発してみよう。痩身に絶大な効果があったりしたらどうしよう。

それでその島らっきょうが何故今日のトピックかと言いますと。昨日突然大型のパワーショベルが開発館の横の空き地を削り始めたのです。島らっきょうの隠し畑でした。(注記:横の土地は古賀市所有)大変です。

作業のオヤジを開発館に招いてコーラをご馳走して頼みました。「花の苗が埋まっているので今日は表面をユンボの爪でごちょごちょだけやってくれ」と。

そして今日は帰郷した小3の孫を連れて8:30amから島らっきょう救出作戦を敢行しました。野良着姿で出勤中の愛車CRZの中で孫に「作戦」伝授。「じいちゃん作戦、作戦って何か戦争みたいだね」親愛なる開発館の同志3人の加勢を得て30分で作戦終了。

中洲士郎作戦相棒。次女2番目の子供です。

終わったら今度は孫にドガワ爺さんから電動雲台で電気の演習を授け更に遠賀でアリヨシから化学講習だ。孫と楽しい1日でした。

春が遅い由布農園

晴天で気温は上がったが黄砂がひどい。
庭の肥後椿が満開です。由布院の飲み友達の松本さんから10年ほど前頂いた小さな10cm位の苗を老婆(ラオポ)が大きくしました。ヤッパリ園芸の腕がいいです。

「久しぶりに行きたいな」聞こえないふりをして一人で由布農園に出掛けようとしましたが・・・諦めました。

農園が爛漫の花で埋もれる直前、鶏だけじゃなく虫もモグラやイタチ等小動物も人間さえも何かと騒がしく楽しい時期です。鶏達は軽トラックに乗るわ、小屋の中をうろつくわ、折角島らっきょうに盛った土を片っ端から脚で崩していくわの悪さ三昧。「何でここの鶏はこんなに行儀悪いんや。ぎゃ〜ぎゃ〜何でこんなに騒々しいんや」とラオポ本当に怒ってやがる。あの脳みその小ちゃな鶏に躾なんか出来るわけないよ。

鶏小屋の掃除をしていたらカミウラさんやアスキーの友達婦人が次々にやって来た。そして鶏よりもひときわ甲高い声で、今では中洲の友達のエミリーさんがやって来て・・・これもラオポにヤバイ。「モグニゲルえらい人気で塚原だけじゃなく湯布院も庄内でも皆んな欲しいと評判よ。売ろうよお金儲けて鹿の楽園作ってよ」「よっしゃ2本500円。今度パッケージしとこう」老婆(ラオポ)には耐えられない騒がしい農園でした。4月9日と10日は新入社員湯布院研修です。卵かけご飯用に30個の美味い卵とステーキ用椎茸の確保をアスキーに頼んで農園を後にしました。鶏だけじゃなくピチピチの娘達と農業研修して騒いで食べて飲んで・・・。この時は絶対ラオポが付いて来んようにしないと。

鍵はヨーグルト

2週間ぶりの由布農園行。
めまぐるしい寒暖の差の中で春真っしぐらです。


20年ほど前久留米で苗を買った「岩根絞り」


昨日の雪を抱く由布岳


アスキーの鶏達よ飛べ、野生を取り戻せ。

生きている間には幾度となく「やるかやらないか」の岐路に立たされます。やれば必ず面倒も持ち上る。やらなければ悔いが残る。

カミウラさんの酪農を応援することに決めている。子供達の歓声、働く障害者の笑顔、奇跡のヨーグルトの誕生。この酪農から湯布院塚原高原が農業テーマパークへ発展するだろう。良いことばかりだ。果たしてそうだろうか?

今日相談があった。「牛舎反対」だ。匂いやハエで折角の環境を変えて欲しくない。もっともな事だ。問題は牛舎による環境変化が「塚原の挑戦」を断念するに値するものかどうかだ。

話し合いのお陰で島らっきょうの畑の草取りが終わらなかった。物凄い勢いで島らっきょうは草に覆われ根は締め付けられ痩せ細ってきた。残念、ひと畝残して陽が落ちて次回に持ち越し。にいざわラッキョウに遅れをとってしまった。

さてその反対派との協議だ。身の回りの諸問題は勿論、食事も酒もそして男女の仲も想念だけでは着地できない。実体験が必要。そこで中洲士郎上手いこと家から携えて来て冷蔵庫に冷やし置いたモノがある。「カミウラ奇跡の牛乳」を用いた「奇跡のヨーグルト」とドイツのチェヒの父親が造った硬い蜂蜜だ。さあ皆様「召し上がれ」


ごめんアスキー少し頓馬に撮ってしまって。この後アスキー「ヨーグルトで元気が出た」と大斧で薪割りに励む。

これこそ本物の食材。病気は治えて健康になる。子供は聡明に女性は美肌美人に。噂を聞いて沢山のお客がやって来る。反対派の皆さんのお店も繁盛。地価も上がるでしょう。人が複数で生きる限り経済が共通の価値、それを経世済民と教えられた記憶がある。だがやれやれ、中洲士郎又しても問題を背負い込みそうだ。良いことばかりじゃないが確かに言えることは未知は「刺激的」だってことかな。刺激的な事と言えばヤッパリ・・・

進物について

バンバンライトで仕様が固まったことから今日の開発は小休止。

そこに凄いプレゼントが届いた。
中洲が1ヶ月前にお邪魔したお客様からだ。
お心遣いに頭が下がる。
中々庶民の口には入らん味わいのスイーツだ。

ネットで見ると東京麻布の菓匠で最近隠れた人気スイーツらしいが
それにしても手が込んだもの。

欲しいものは何でも手に入る時代、
進物品は益々洗練されたものになる。
中小企業の生き残る道はここらにもありそうだ。
中洲も人一倍進物のこだわりが強い。
マンネリの進物ならよした方がいいと思う。

由布農園ではこれまで無農薬無施肥の食材、
ミョウガ、生姜、島らっきょう、さくらんぼジャム、
干し柿、チョンガー大根等を作って一部加工して配布している。
今年はこれらに肉厚の椎茸と緑の甘い大根
それにクリーミーヨーグルトが加わる。
世界一幸せな鶏の卵もある。
ラベル作りと加工はナガハマ姉さんがやってくれるが
農作業で誰か助手が欲しいよ。


極みのスイーツ。中洲にも分配があった。