50年前の開発案件

満を持してBi見逃サーズの発表。場所は東京ビッグサイトで開催のメンテナンス展です。

BiRodはよく売れていますが専らプロ相手だから年間10億円の池ではなさそうです。一般消費者が欲しがる道具に仕上げれば数字はとんでもなく大きくなる筈です。

このBi見逃サーズをモノにする物語かそれとも全く当てが外れて悲嘆に暮れる話かを少ない読者と共有させていただきます。

どんなに優れた新製品でもヒットさせるにはそれなりの話題作りが不可欠でしょう。ある種の企みですね。これの方が開発よりも面白いかも知れません。結局石巻からは返信ないので大震災海底捜索行は止して上海ビリビリワールドに針路を変更しました。上海から戻って策を講じましょう。

見本市なら歩き回ってネタ探しが堪らなく面白いです。序でに今年入社の新人女性社員を連れて商品開発の特訓もやりました。

見本市ブースでの社員の応対でその会社の開発力の実態が分かること。ICレコーダーで録音して戻って情報を反すうする事。カタログが一番の教科書である事。女性もあらゆる分野の技術に明るくなる事。などなど年寄りの繰り言をどれ程理解してくれたでしょうか。

会場での沢山のネタ探しの中で涙が出るほど嬉しい情報がありました。橋梁の伸縮継手です。中洲は新卒で入社した小さな耐火物商社で運良く勝手に商品開発して起業させて貰いました。

その最初が橋梁の伸縮継手です。厚かましくも天下のBSに駆け込みタフジョイントと言うブランドで世に出しました。何のことはない。それは社外恩師であるアライ氏のラバトップジョイントをパクっての商品開発でした。そのアライ流起業術と稀有な営業力こそ中洲の生涯の虎の巻です。そのアライ氏今や80歳。会長職で当時3歳の息子が社長で会社TG道路は存続中との事でした。

それだけでは有りません。未だ伸縮継手の決定打が世に出ていないから誰も市場を制覇していないのです。更に3M社のブースを覗いたらそこに大秘密が寝ているのを発見しました。血が再び騒ぎ始めます。これって世界の橋梁の伸縮継手の革命となるに違いありません。

あの当時伸縮継手で青春を燃やしてからもう半世紀も経過してしまいました。

“50年前の開発案件” への5件の返信

    1. 石川様
      貴重なコメント賜り御礼申し上げます。昨年は四六時中難儀な開発に忙殺されブログからすっかり離れておりました。

      もう15年も前母親若子が車椅子生活になってふと漏らした「いっぽうてい」の探索の顛末をブログしました。大連で偶然一方亭の名残りに出会ったところで若子の話は幕を閉じておりました。

      今回石川様から終戦時の大連一方亭の様子をお聞きして今更ながら
      人と世の建造物の移ろいが心に染み入ります。
      そして昔母親若子が「若い時満州に出稼ぎに出るのも考えていた」とつぶやくのを思い出し、若しかしたら博多一方亭で給仕をしながら大連一方亭の隆盛を耳にし大連に夢を馳せたのでしょうか。尚更大連一方亭に親しみが湧きます。

      「何でもやってみる」は母親若子遺伝子。その為に80歳を目前にしながら複数の新事業で満身創痍ですがこうやって見知らぬ御仁と一方亭の話を共有できたのも「とにかく動いた」お陰でです。どうぞいつかの機会に一方亭の思い出の続編を聞かせてください。

      有り難うございました。
      中洲士郎

  1. 老虎灘一方亭で終戦を迎えました。そして終戦の年の12月ロシア軍に接収されてしまいました。
    終戦後進駐してきたソ連兵にそれこそ連日連夜と襲われ、幾度も生命の危険に曝され経験をしてました。
    そんなことを知る最後の生き残りの日本人です。

                    

  2. 戦時中一方亭は満州製鉄(株)に買収され、会社の保養所でした。
    父は満州製鉄鞍山製鉄所で昭和20年に爆撃に遇い、大連病院に入院
    後に、大連事務所総務課主任として老虎灘一方亭で終戦を迎えました。そして終戦の年の12月ロシア軍に接収されてしまいました。
    終戦後進駐してきたソ連兵にそれこそ連日連夜と襲われ、幾度も生命の危険に曝され経験をしてました。
    そんなことを知る最後の生き残りの日本人です。
                    

  3. 戦時中一方亭は満州製鉄(株)に買収され、会社の保養所でした。
    父は満州製鉄鞍山製鉄所で昭和20年に爆撃に遇い、大連病院に入院
    後に、大連事務所総務課主任として老虎灘一方亭で終戦を迎えました。そして終戦の年の12月ロシア軍に接収されてしまいました。
    終戦後進駐してきたソ連兵にそれこそ連日連夜と襲われ、幾度も生命の危険に曝され経験をしてました。
    そんなことを知る最後の生き残りの日本人です。
                    

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください