穴に落っこちたら何か拾って這い上がろう

今日は終日開発館で盟友ヒメノ氏と開発作業でした。

「BI見逃サーズ」上市間近の今頃360°防水カメラのLED照明で穴に落ちたのです。ど素人集団の悲しさで360°カメラの性格を掴んでいなかったのですね。超広角レンズ近くにLEDが有るとこの光を拾って映像は真っ暗闇に。だから防水ケースにLEDを仕込むなど笑止千万な事だったのです。

だがここで「発想の転換」で窮地を脱するのが中洲士郎です。竿先にLEDベルトをグルグル巻きつけるのです。真面目なヒメノさん、60個までLEDを増やしてもハレーションの無い綺麗な映像をゲット。LEDを100個にすれば凄いことになりそうです。


ヒメノさんの60個LED水中ライト。

天神の電気屋なら一個当たり数十円のLEDが中国深圳なら一個一円です。電池を組み込まないから軽くて防水も簡単。こりゃ凄い水中ライトが出来る。いやいやスタンド式の車載用発煙筒だって夢じゃない。

「穴に落っこちたら何か拾って這い上がろう」中洲式処世術炸裂でした。

風前の灯「BI見逃サーズ」上市です

東京支店からハシモト君が開発応援にやって来た。彼は深圳ルミカの社長だから金儲けの匂いを嗅ぎつけたのだろう。良い傾向だ。

ハシモトは手先も器用だ。防水ケースでの問題が噴出、それじゃ防水ケース無しでカメラの防水をやろうと超撥水浸透液にカメラを浸して実験する。

技適様の為に無線を外したVRゴーグルでは操作が面倒、そこで又中洲式タブレット箱メガネが復活。発売目前の「BI見逃サーズ」危機に陥っとります。

気が塞ぐ一方で開発室では九死に一生を得た三毛の子猫が走り回っております。「名前はスズ」この子の由来は次の機会に。今日は目の前が暗いのです。


猫ちゃ本当、極楽とんぼだ。

獅子頭

毎週月曜の朝は役員ミーティングです。中々新製品が売上に登らないので悲嘆の中洲です。

退屈な報告会の中で気鋭のサワダ氏からゾクゾクするニュースが出ました。福岡の糸島のKゴルフ場の経営者から本題とは別の相談を受けたと。それは西日本のゴルフ場では至る処松が線虫にやられて大半が切り倒され景観は酷い状態、それにモグラが芝を荒らし回ってどうにもならんと。まさに中洲の願ったりじゃないか。

中洲の経験に照らせば散布する薬で木が弱る事がある。中洲のボロ家の玄関口に獅子頭という枝振りを愛でる山茶花が植えて40年になる。大層勢い盛んだったのに隣の親父がお節介に薬を散布した後めっきり弱くなって見る影もなくなったのです。それを5年かけて由布農園の培養菌と堆肥で今年は10年ぶりに元気な姿を取り戻しました。もう殺虫剤はこりごりです。

ここは二酸化塩素です。カミキリ虫が取り付いた枝に集中的にゲルを吹き付けると1ヶ月くらい継続して発生する二酸化塩素が虫の巣穴に浸透するのです。すると憎っくきカミキリが呼吸困難になって地上に落ちると鳥達が高タンパクのご馳走にあり付くというわけでここでは毒素の連鎖は起こりません。多分難攻不落のマツノザイ線虫も樹液に溶けた二酸化塩素で降参するかも知れません。このゲルの散布こそ「BI見逃サーズ」の活躍の舞台です。ゴーグルで梢の被害状況を見てゲルを吹き付け写真記録を取り位置情報から個々の松の木の快復が読めるわけです。ついでにモグニゲルで完全にモグラをゴルフ場から追い出しましょう。

これがニュースになれば1日30セット年間売上10億円は軽いのですが。

退屈な役員会の終わる頃、思いは早やゴルフ場に飛びました。

商品開発とは歩く事

深圳での開発業務2日目です。深圳ルミカのハシモト隊長以下4名の隊員は若くて元気で老兵中洲をいたわってはくれません。

今日はハシモト隊長とカク君、それに新人の好青年イー君4人で華強北フアチアンペイ調査です。深圳はもうすっかり夏、巨大な電子街を前に行軍始まる前からグッタリでした。ここを歩き回る事1万歩(カク君の歩行計だけは倍の数値を表示)。次のビルへの移動はもう暑くてやり切れません。しかしBi見逃サーズ関連のパーツは有線フィンガーマウスをはじめ充電池ハンドル、LED帯ライトなど全てゲットしました。


こんなお店が数千軒。

中洲が希望の獲物を1日でゲット出来たのは実は昨日イー君が独り事前調査を済ませていたからでした。それにしてもこの巨大な電子商品のジャングルを調べおいたものだと舌を巻きました。


歌有りスマホゲーム有り。5名で1000元、中洲おごらされました。左からイー君カク君。

みんなと食事して文字通り足を引きずってホテルの部屋に入るなりバタンキューです。

三四郎池のほとりで

ビッグサイトで見本市最終日、それに会社の取締役会が重なる。それらを全て放っぽり出して「嗚呼東大」にやって来ました。

東大には明治維新からの日本の知性がギュッと詰まっています。良くても悪くても日本人の熱い心が棲み着いているようです。

昨日のこと、東大名誉教授のケイアイ先生から東大森林科学のF教授にアポイントが取れたとの吉報を受けました。それで今朝、赤門前に落ち合ったのです。メンバーは東京支店の発明家ヒハラ君と3名。

森林科学と言う浮世離れした学問の世界。当然F博士も久米の仙人みたいで何と魅力的なのでしょう。長居は申し訳ないので3つの事案について3倍速で説明して教授のご意見を伺いました。30分で切り上げて研究室においとまを告げる時先生から著作「童話松の木の話」を頂きました。「Bi見逃サーズ」は太鼓判押して頂いたのでモニターとして先生のフィールドワークに使ってもらうことにします。本命のDUAL二酸化塩素での松枯れ防止は「Bi見逃サーズとの併用で道が拓けるかも知れない」ケイアイ先生の見立てです。

明治の初期東大から飛び出した超人的生物学者南方熊楠(みなかたくまぐす)の伝記を読んだことがあります。これを読むと金儲けとは程遠い学術探求の世界で日本人がいかに際立って優れていたか分かるし多くの日本人が一番憧れる世界でもあるようです。そんな雰囲気が漂うこの研究室にしょっちゅう遊びに行ける環境を作りたいものです。この次はアイパオの話に出向きましょうか。

明日の東大五月祭の準備で東大生達がキャンバスを駆け回っていました。ここには青春の幸せの形が脈打っています。


ケイアイ先生の案内で三四郎池に。

お風呂の泡のように

アパホテル潮見には大きな浴場がる。ブクブク泡で温泉気分の老婆(ラオポ)は5倍も高いプリンスタワーよりも余程快適だったようだ。

今朝、次女が横浜からアパにラオポを迎えに来てくれて2人揃って山梨の白州村に向かった。次女は横浜のマンションを売払って白州に移住するらしい。ラオポまで娘の開拓業に加わると中洲は身の振り方を考えないといかんなあ。

東京支店で開発会議。5/16-18ビッグサイトで自治体総合フェアが開催される。ここで「大閃光ペイント」と「Bi見逃サーズ」をリリースする。きっとこれでルミカは新たなステージに立つだろう。

中洲の周りはホテルの風呂の泡の様に湧いては消え留まる気配がありません。