ルミカ煙幕弾の試射

盟友ヒメノさんと会社の倉庫です。

ヘソ曲がり男イノウエのルミカ煙幕弾にケイアイ先生のナノ粉末を装填して試射しました。

「・・・だから危険だ。だから止したがいい」ネットで情報を得ると直ぐにそれを口にして賢ぶる輩が多い。中洲士郎はそんなのは好きじゃない。

粉塵爆発という面白い現象を知って訳知り顔に危険危険と言い出す。勿論小麦粉なんか可燃物使えばそうだろう。だから安全な超微粉を探し出すのが開発です。我がケイアイ先生は完全不燃物のナノ粉末を調達してくれました。先生は分溜の大家でもあるのです。「・・・で難しい。だから開発する価値がある」との開発マインドを若者に植え付けんといけません。

開発マインド

東京支店で終日商品開発。
どうやらここ東京支店では中洲士郎の開発マインドの刷り込みが効いてきたようです。

「中っさん開発で話がある」とヒハラ氏。
「先ず今日現在での新事業新商品開発の進捗状況を5分話すから聞いてくれ」と中洲。その中で中洲が述べた「光るボールと7インチ発光体」について「ヒハラ意見はこうだ」と、何とモックアップと参考サンプルを机上に並べて喋る。     この数日の間に準備してたのだ。やはり夜中に3Dプリンターを走らせる男は    違うね。おまけに中洲と違ってピンポイントで問題を突いて来る。そして核心は「当てられても痛くないデザイン」に行き着いた。


左から6インチレギュラー、6インチアーク、7インチモックアップ。コンサートで投げたら危ない。7インチには更に革新が要る。

ペイントボール見本。中身をゲル発光体にする。試すと内圧で破裂する。

この話し合いの後、わしゃこのモックアップとボール見本を前に思いっきり発想した。やはりモノを前に置いて発想すると湧いて見えて来るものが違う。ヒハラのようにサササッとノートにデザインを起こし、3Dプリンターをナイフの様に使いこなせる男が羨ましい。

小1時間発想を続け、サンプルをいじくって「投げられて当たっても痛くないライトスティック」と「化学発光花火」開発に行き着いた。ピンポン球位の発光ゲル球を空に打ち上げると独りでに破裂して光って飛び散るよ。勿論北朝鮮からと思しき不審な船目掛けて発射すると、暗闇の中で船の甲板が光って姿が現れる。

自動販売機があってね。100円玉入れると、ボールや柔らかいウレタンチューブに発光液が注入されて、取り出し口から出て来るのも妄想した。

午後4時、ヤマテが明日のアニメジャパン2018に間に合わせようと大連から戻ってきた。ミヤサカが既に大きな初回受注を決めている。月曜日写真のサンプルでプレゼンするらしい。矢張り営業が絡むと開発に拍車がかかるね。