開発は面白い

今日も商品開発三昧。

中洲自我自賛のBiレスキューは人命救助の道具として空中土中水中を問わない遭難者探索カメラキットです。

見本市での発表を前にモニター標準をどうするかで苦心しています。360°カメラの性格上モニターの簡単操作が不可欠。それに太陽の下でも映像が明確に看れることが必須。となるとモニターをVRゴーグルにするかHUAWEIの7インチタブレットにするかで悩みます。

先日の開発会議でプラスリモコンゴーグル開発をオーツカ君が担当、そして止む無く中洲はタブレット収納暗視ケース開発に朝から取り掛かりました。

先ず底に7インチタブレットを置いて焦点距離上30cm高の馬鹿でかい暗視ボックスをこしらえました。タブレット操作用に手が入るドアを付けました。案の定イシバシとオーツカの軽蔑的な視線を受けたので箱を10cmの深さまでカット。これにダイソーの100円望遠鏡から凸レンズを取り出し目の高さを調節出来るようにしました。

さて夕方7時机に着いて先の2人に「プロの腕」を自慢しようとした矢先、オーツカがVRゴーグルの中洲発案充電池ハンドルにリモコンを付けていたのです。

その驚異的操作性。丸一日掛けた中洲苦心の暗視ボックスはオシャカと成りました。

夜、商品開発で今一番信頼を置いているハシモトがメールを寄越しました。凄いスピードで光るビキニ開発が進んでいます。ヤマテも光るシートにこだわったビキニを開発中。これが完成したら会社のかわい子ちゃん達連れてホテルオータニのナイトプールに繰り出そう。何となくだが開発のエンジンがかかってきたようです。


シート挿入型は野暮ったい。


この圧着加工品が光ると凄いですぞ。

防水ケース

今日で中国漫遊は6日目となる。
ハシモト君が明日
「ハードウエアのシリコンバレー深圳に学ぶ」の著者
藤岡氏と面談のアポを取ってくれた。

今日は事務所のスタッフ3名と一緒にBTP社を訪問。
Bi水族館の基幹部材の防水ケースと
特殊ケーブルの開発を依頼した。
水族館の成否は此処に掛っている。
素人のワシの目から見ても
カメラの防水機能には開発の余地が多いと思う。
今回水族館に施す防水対策がきっと評判になるだろう。

オオツカが3Dで素晴らしいモックアップを
BTP社に届けていた。
よくもこんな精密なサンプルが作れるもんだね。
中洲から見ると大した天才よ。
ところが機械じゃなく手作業となるとダメだ。
一連の水族館のサンプルで
夜中まで罵倒したくなる下手な細工。
「押してダメなら引いてみろ」
この勘どころつかめばモノになるんだが。

そこで中洲も「引くこと」を考えた。
樹脂接着は熟練を要するからオオツカに出来ない。
ならば樹脂接着じゃなく
強力ウレタン防水シールを使用しよう。
これならケースが痛んだ場合取り替えが効く。
「樹脂で固めてカメラの取り出し機能を無くし
完全防水に徹する」のがベストだとの
中洲の「思い込み」があった。
これを修正させたのがオーツカのドジだろう。