モンスターエッグ

昨日は大連の休日を独り楽しんで
今日は深圳へ向かう中国漫遊5日目です。

深圳空港でハシモト君が迎えに来てくれた。
彼は正に段取り名人。
バックパックひとつで世界中何処へでも即座に行動できる。
勿論タクシー手配は最新のDiDi(ティティ)。
これはウーバーと違って会社運営だから
さらに安全で予約配車もできる。

その車中でのハシモト談に
「例のシリコンバレーの著者藤岡さんが仰るに
ここ数年で深圳は嘗て無い劇的な変化を遂げるらしい」と。
この数年よりも更に大きく変化するとはねえ。
皆さん深圳にご注目ですよ。

深圳で定宿の漢永でCP+で初めて手に入れた
バックパック(アウトレット品)を整理していたら
土曜日大連で買い物したオモチャがポロリと出て来た。
モンスターエッグ(3元)。
何しろバックパックってのはポケットが多いから
年寄りには覚えるのが大変だ。
写真を載せよう。

このモンスターエッグって本物のタマゴみたいで
振ると中の少量の液体が動く。
それで中洲の変な妄想は
タマゴの中に発光ゲルとカレットを仕込んでおく。
これを振って投げつけるか
ペッパーガンなんかで発射すると
被射体でバッと光る。
サバイバルゲームなんかで面白いな。
カワジリ君に営業して貰おう。

表と裏

旅順半島の南の海岸藍湾(ランワン)の会社宿舎では
同宿者に悪いからと口実を付けて
定宿の昱圣苑に移動しております。

今日はしっかりと大連の休日を楽しむ魂胆。

久し振りに大連駅の喧騒に紛れ込みました。
今でも昔の上野駅を懐かしむ向きが多い。
その空気がこの大連駅に残っているようです。
駅の北に巨大な生活用品の雑居ビル大菜市が
アメ横を思い出させます。
ついつい遊びか仕事か、
ボールを探しに玩具屋を回りました。

透明ウレタンに水が入って
小ちゃなおもちゃが浮かんでいる。
光るボールに格好の仕様だ。
弾ませるとLEDが点滅。
大で8元(140円)小で5元(90円)。
安いなあ。
水を抜いて発光ゲルを注入してみよう。
そこの店の親父にこんなの売って1元儲けるよりも
一緒に500万元儲けないかと持ちかけたが相手にされない。
深圳ルミカにボールメーカーを探し出して貰って
「光るテニスボール」の開発して貰わんといかん。
合わせ型だから成型時にカレットが挿入できる。
そうすりゃ3日間は光り輝くな。

 

この後冷風が和らぎ穏やかな陽射しの中、大連動物園を歩く。
家族と連れ立って壮大な動物園を散策する中国人を見ると
ついこの前まで野生動物虐待で悪名高かったのが信じられない。
パンダを目の前でビデオと写真に収めた。

この前も紹介したけど大連はサウナがいい。
中でも大連駅近くの金百合(チンパイホー)が最高。
今日の休日など家族連れで賑わいながら
暗い個室では綺麗な北方姑娘クーニャンの
全身マッサージも並存する。
誠に鷹揚な中国文化ですねえ。
中洲は自慢の中国語を「金百合語」と称しておりまして
専らここでお勉強しました。
例えば受不了(ショウブーリヤオ)とか讨厌(タオイエン)とか・・・。
日本語もそうですが往往にして言葉には正反対の意味もあるのですよ。