由布農園だより(その33)

29日の祭日は終日由布農園でガーデニングでした。ニイザワさん手作りの運搬車を借りて石を運び造園です。終わってしっかり疲れて大分自動車道がまだ明るい帰り道。何となくいつもと違う景色を感じながらおまけに疲れからでしょうか、老いた左右の眼のピントが合わなくなってきました。

それで10分ほど休憩しようと玖珠を過ぎ頑張って萩尾PAに入りました。もともとちっちゃなPAですが車が1台も停まっておらずしっかり詫びしい風情です。10分程のつもりが気がつくと辺りには宵闇が迫っておりました。ウッカリ寝過ごしたようです。

目が覚めて駐車していたのは矢張り僕だけ。車道に出ても誰も走っていません。暗い高速道路に全く車影が見えないのって本当に不気味で気が滅入ってきます。筑紫野のインターでETCは2990円とのアナウンス、休日値引き無しでいつもより1000円アップ。これじゃ皆さんドライブも控えますよね。

8時前我が団地の駐車場に車を停めて家までの道すがら矢っ張り人っ子ひとり遭いません。すっかりゴーストタウンでした。

それでも国の指示に素直に従い家に引きこもる世間様を思うと国の無策をののしることが憚られます。そして二酸化塩素のことを吹聴するのも。

そんな暗い気分で食卓に。「なんで休日までこんなに帰りが遅いんや」「仕方ないっちゃ」でした。

鯛釣草(本名けまんそう華曼草)今年は心なし花が小さいようです。

去年右側の美味しい方のブルーベリーが鹿にやられました。今度は柵を作ってモグニゲルを吊るしてヒメノさんのベビーカメラをセットします。モニター見ながら侵入した奴等をドガワセンサーで追っ払います。

何なら皆さんもスマホ見ながら遊ばれますか?そうだお子さんと一緒に遊んで将来の農業発明家を育成しますか。

シェルターに放り込まれたカブトムシの幼虫です。決しておとなしくありません。

由布農園便り(その32)

コロナウイルスにやられっ放しの市街から一歩郊外に出ればそこは春爛漫、何処も桜が満開に咲き誇りウイルス騒動の気配がありません。

4月4日土曜日は由布農園で終日ガーデニングでした。昨年11月に母親中洲若子の七回忌を終え(格好つけてるけど法事は全てラオポ老婆任せでした)、今月10日は若子の誕生日、あの身体じゃ到底無理でしたでしょうが生きていてくれたら94歳です。きっと桃の花と水仙が咲き誇る今日の由布農園を楽しむことでしょう。

そこで今日は若子の小さなロックガーデンの手入れをすることに。そこは少し斜面で花の生育ももうひとつですから瓦で土留めして盛り土することにしました。

堆肥場を掘り起こすとカブトムシの巨大な幼虫がウジョウジョ出てきます。傷つけないように掘り上げるのに難儀しました。隣のアスキーのしつけの悪い鶏の餌食になるのが心配だからカブトムシのシェルターをこさえるのに・・やれやれ1時間の浪費です。

廃瓦でうまく作りました。この次デッカイカブトムシの幼虫ご覧に入れます。

やっぱり休日は農作業に限ります。コロナも心配ありません。天気が良ければ言うことなしなしです。

実はこうやって桃の花にウラウラしちゃおれないのです。新型コロナウイルスが収束どころか拡散の一途。世の中大変なことになって来ました。

例のアイパオクリーンルームが未だ完全じゃなく一週間ずっと朝から晩まで二酸化塩素をいじくっておりました。

今日は束の間の由布農園の休日、明日の日曜日には何としても皆さまにクリーンルーム完成の報告をさせて頂きましょう。

由布農園の昼下がり(その31)

最近はとみに高齢者の運転事故が問題ですね。ウッカリミスが殆どで中洲も毎日身に沁みております。昨日も大きな旅行カバン抱えての大連行きで・・・チェックインしようとしたら予約した搭乗日が間違ってて乗れませんでした。馬鹿さ加減にドッと疲れが出ます。

しかし「これ幸い」と大連でのアイパオ戦闘はオーノ、イワモト、ヒメノに託して今日は朝早く会社でサクラマス達の世話をして由布農園に駆けつけました。

ヤッパリ休日は農園に限ります。アスキーに起こされて淡竹(ハチク)の筍狩です。愛車アウトランダーの中で冷房かけてウトウトと幸せなお昼寝に浸り切っていたところでした。

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新澤さんがヒロコさんの為に里芋植えてます。

しつけの悪いアスキーの鶏たちが直ぐに畑の畝を壊します。可哀想なニイザワさん仕方なく網を張ってました。

それでアスキーがパンで彼らを呼び寄せて連れ帰りました。

田んぼではニイザワ小屋で育った合鴨の雛が今年も健気に水を掻いております。

新築中の中洲別荘。由布岳を背景に現れる勇姿と共に中洲のヘソクリはどんどん減ってしかも支配権は中洲の手から離れようとしているのです。

帰路、お魚用の200Lの水を揺らしながら大分道を走って夕飯に急ぎました。

由布農園だより(その30)

先週は大連でしたので2週間ぶりの由布農園です。

由布農園も汗ばむ暑さでアスキーの鶏達はルミカ農園のあちこちにで土を被って体を冷やしております。田んぼには 水が張られて田植えがそして合鴨の雛達が出陣間際でした。

収穫の本命は島ラッキョウ(由布院エシャレットに改名)、これにニイザワさんの玉ねぎと中洲パオで育った貧相なジャム用イチゴでした。魚植共生でサクラマス達の水温を13℃に抑える為にカルキの無い氷を確保しなきゃ。それで愛車で200Lの井戸水運搬も本日のTODOにリストアップされておりました。

来客がありましてね。退出されてから日暮れまで時間との勝負。農家ってのはその日その日の予定があって毎日時間との闘いなんです。

2002年4月に10数本で始まった島ラッキョウ事件が遂に感動のうちに最終章です。ニイザワさんもアスキーも中洲の島らっきょうに感嘆絶賛でした。本当に凄い。親元の沖縄伊江島産を超えてしまったのですよ。

原種をネットから拝借。もっと脚長の美人ラッキョウにするのが15年間の夢でした。

全部型が揃って、しかもずっと脚が長い。葉っぱの太さ勢いが他所と比べ物にならん。今年も頂いたお歳暮のお返しで老婆(ラオポ)にうるさくせかされて必死の皮むきでした。31日には東京支店でのBBQ大会に招待されているので大量に持ち込みましょう。

アスキーんちのポリスブラウン「愛ちゃん」まで試食に来ています。

根が深く強く張ってます。今年の畝は3回足で土を上げました。土が良いですね。秘訣はLMC34菌と鶏舎を掃除して失敬した良質の鶏糞のすき込みでしょうか。

本当に悠長な中洲別荘の建築現場。昨日から組立が始まりました。これから毎日姿が現れます。乞うご期待。