アイパオの話(その50)

2月21日札幌でアイスフィッシング用のキャンパオ 2型を建てるとその帰路今度は大阪でメディカルジャパン見本市にコロナ対策新製品の出展です。ここではキャンパオ3型が活躍しました。

見本市は殆ど会期3日間ですがわずか30㎡で出店料が200万円余りブースの設営費は粗末な仕様でも100万円少し手をかければ300万円も掛かります。コロナ禍で来場者少なければとても割に合うもんじゃありません。

そんなに金かけて若いのが来場者にいい加減な商品説明をするのを見るたびに無性に腹が立っておりました。アイパオの開発の動機の一つがこの見本市対策でした。自らブースをこさえて飾り付けをしその小間さえも新商品にして売り込み終われば自分たちで解体して持ち帰り今度は支店内に設置するのです。浮いた費用の一部で期間中の豪勢な会食費用が賄えます。

この数年社内で相当ブーイングも有ったようですが無視しました。そして今回は新入社員5名に全て任せることに。社会人1年の記念事業と銘打ちました。

しっかり計画を立て資料を作成し練習して見本市に臨み清々しい応対する新人達の姿はベテラン連中への強い刺激です。

素晴らしい出来にニンマリ。次は新製品をヒットさせることですがこいつが更に難しい。