昨日この中洲士郎はブログを本来の趣旨である「珍奇な発見と妄想の日々の記述」に戻すことにしました。
そうなると未だ明けるに長い夜、淫らな妄想をやめて珍奇な発想に舵を切らねばなりません。中洲流定番作業はと言うと先ず昨日記憶に残った映像をコマ送りをします。その一コマから新製品の発想に無理やり繋ぐのです。そしてそれは何時も布団の中のそんな時刻。
東京のカワジリ君がドローン展で気になったという映像が脳裏に停止しました。
同社のHPご覧になって下さい。
ルミカのBiRodらしきものとドローンが組み合わさっています。着陸が容易だと分かりますが三脚の意味が中洲には解けません。
中洲の妄想映像にこの写真の竿が地上まで延びてきます。違う。逆送りします。受電中のドローンが細い強靭なカーボン製W-BiRodを延伸させながら上空へ引き上げていくのです。これは自分で飛翔する飛行体でなく竿の先端に付いた昇降機でありスタビライザーなのです。
30m下の地上からドローンに送電されるので何時迄もRodに牽引力が働く。そこからの映像はドローンからじゃなくて我が360°カメラからUSBケーブルを介して地上のモニターに送信されます。価格も安いでしょう。
飛行許可のいらないドローンが誕生します。特許なんかどうでもいいが同口径の二重継竿の特許は昨年出願済みです。カメラの付いていない高馬力ドローンを調達しなきゃいけません。
「どうだ参ったか?竿に繋がれたドローン君」はニュースになるでしょうか。
うちの会社には色んな特技の人間がいます。技術情報を階層的に整理して脳みそに収納し、いつでも素早く所定の情報を取り出せる人間がいるのです。この特技で開発館のノミヤマの右に出る者はいません。
ノミヤマとオオツカが香港のCEショーから帰国しました。オオツカの奴、早速振替休日取ったので月曜日に出張報告を聞くことにします。
「何か面白いの有った?」中洲の問いにノミヤマ待ちきれずに吐き出しました。
1つは電子機器の防水塗膜。これは凄い。そもそも電子機器なぞ無縁のルミカがカメラをいじくってご承知の通りです。
一つはカメラの防水対策です。中洲がどうやってカメラの外ケースに防水塗膜するか悪戦苦闘していました。あのへそ曲がり男イノウエの奴「カメラの中に樹脂を注入すればいいじゃん」とポツリ。こんな発想って本当ドキッとしますね。聞き流したフリをしてコッソリ試しました。残念ながらカメラは処理後駆動せず日の目は見ませんでしたがそのアイデアには一目置いていました。
秀才のノミヤマが見本市で探し出して来たのがIC用特殊塗膜剤です。相当の低粘度接着剤なのでしょう。Biカメラに防水ケースが不要になるかも知れません。この情報は皆さんの懸案解決に約立つかもしれませんよ。