アイパオの話(その43)

世の愛煙家を人種差別せずに大切にもてなすのがザ・スモーカーなら幼児を野生的なリアルフィールドに引っ張り込むのが写真のキャンパオ・ボールプールゲームです。

当初幼稚園の砂場を想定しました。しかし娘に言わせれば中洲は相当時代遅れらしい。犬猫のトイレ同然の砂場を改善するという発想は現状を知らない化石人間の証しだとは賢い娘の言。そこでボールプールにしたらとのアッコの優しい提案を今回容れました。しかしそれだけじゃ面白くないのでこれにお菓子入りボールを忍ばせて幼児の射幸心をくすぐることにしたのです。

透明のボールで層を厚くすればボールの中を逞しく泳ぐ姿が見れるでしょう。ペルー製の安価なインターネットTV電話CATBOTを設置しているのでママは台所から子供が元気に泳ぐ姿を見れて会話も出来るのです。

 

 

これがCATBOT

これで30万円台なら直ぐにでも注文があると確信していたら残念! 来客は幼児を遊ばせるのに夢中の親達ばかりでビジネスチャンスは皆無でした。

しかし幼児達が楽しそうに遊ぶのを見ていると例によって低俗なイモヅル式発想が起こります。

キャンパオの外壁は全て贅沢なポリカーボの透明二重窓です。屋根三段のうち下二段の現行空隙30mmを70mmにして今度は水が入った黒いボールを挿入します。そうです。太陽光温水器です。夜になって屋根から900個のボールを床に落とせば5~60°Cの暖かベッドが誕生します。

透明の屋根から星が見える山上のラブホテル。いいなあ。

アイパオの話(その41)

昨年12月からウイルス空間除去製品でひとヤマ当てようとゴソゴソやっていました。そうしたら中国武漢で新型コロナウイルスが発生しダイヤモンド・プリンセスではあの惨状。世の中も中洲も大変なことにになっております。

そして我が愛しのアイパオです。その華麗な姿をフィッシングショーで皆様にご披露しようと仲間たちと正月返上で頑張りました。ノボせて尿酸値が急上昇したくだりは昨日のブログに。

横浜で1月17日から19日まで開催されたフィッシングフェスティバルと2月7日から9日までの大阪釣具ショーの様子からご報告します。

東京支店の張り切り娘のアッコと計って釣具大手並みの広いブースにアイパオを5棟建てる事にしました。今日はそのうちのザ・スモーカーの話です。

中洲士郎は小学校の時から密かに変人・奇人・天邪鬼(あまのじゃく)出来れば忍者になりたいと夢見ていました。(ラオポに言わせれば“ガキの頃から単なる目立ちたがり屋たい”)

そこで天邪鬼的発想から小さいアイパオで喫煙家垂涎の喫煙室を演出する事にしたのです。ここは我らが建築士コムロの出番です。「これこそ逆転の発想、喫煙革命だと注文が殺到する」かと思ったら日本人のお客は「フン、面白いな」だけでした。しかしアフリカはセネガルからやって来た青年がパオから離れず横浜から大阪まで張り付く事になりました(この話は後ほど)。

映像のコムロはこのアイパオ(キャンパオ2型)の内装をたった1日で仕上げました。テーブルの上のステンドグラスのランプは老婆(ラオポ)作。家から持ち出すのに一悶着。