大連業務最終日です。今日は中洲が少し激するのをお許しください。
独立起業して少し分かったことはトイレ掃除を天職と心得て便器を磨き上げる掃除婦と会社を倒産寸前に追い込みながら取り巻き連中と飲み回る社長と「どちらが価値があるか」でした。出世を必死に追いもとめる人生は浅いようです。
大連工場の手作業主体の生産現場でしかも工員がダラダラ作業しているのに女傑チンユイが怒るのは当然です。彼女は前任者の悪巧みと2年間闘って遂に旅順税務署から5000万円の還付を勝ち取りました。総経理の責任を果たす彼女の目には生産現場の不甲斐なさが目に余るのです。責任者の評価はその持ち場の完成度にあります。無責任無自覚の現場責任者はくだんの社長と同じでしょう。
中洲ゲキを飛ばして午前中の3時間で問題の組み立てラインの改革を断行しました。どんな仕事でも課せられた相応の責任を必死で果たさせることです。監督の甘い不覚の中洲でありました。
午後韓国のキム社長とコムロ常務を連れて例の哲人中国人の農場に参りました。6月23日ルミカからの130人ものお客を充分におもてなし出来るか心配されています。「農薬散布を抑えながらの鈴なりのサクランボ農園で遊べば皆んな感激します」と真っ黒に日焼けした張爺さんに伝えました。
張さん独自の経営で各種植物が温室栽培されています。その一つが多肉植物園です。哲人張さんには会社経営法にも凄い秘密がありそうです。