三四郎池のほとりで

ビッグサイトで見本市最終日、それに会社の取締役会が重なる。それらを全て放っぽり出して「嗚呼東大」にやって来ました。

東大には明治維新からの日本の知性がギュッと詰まっています。良くても悪くても日本人の熱い心が棲み着いているようです。

昨日のこと、東大名誉教授のケイアイ先生から東大森林科学のF教授にアポイントが取れたとの吉報を受けました。それで今朝、赤門前に落ち合ったのです。メンバーは東京支店の発明家ヒハラ君と3名。

森林科学と言う浮世離れした学問の世界。当然F博士も久米の仙人みたいで何と魅力的なのでしょう。長居は申し訳ないので3つの事案について3倍速で説明して教授のご意見を伺いました。30分で切り上げて研究室においとまを告げる時先生から著作「童話松の木の話」を頂きました。「Bi見逃サーズ」は太鼓判押して頂いたのでモニターとして先生のフィールドワークに使ってもらうことにします。本命のDUAL二酸化塩素での松枯れ防止は「Bi見逃サーズとの併用で道が拓けるかも知れない」ケイアイ先生の見立てです。

明治の初期東大から飛び出した超人的生物学者南方熊楠(みなかたくまぐす)の伝記を読んだことがあります。これを読むと金儲けとは程遠い学術探求の世界で日本人がいかに際立って優れていたか分かるし多くの日本人が一番憧れる世界でもあるようです。そんな雰囲気が漂うこの研究室にしょっちゅう遊びに行ける環境を作りたいものです。この次はアイパオの話に出向きましょうか。

明日の東大五月祭の準備で東大生達がキャンバスを駆け回っていました。ここには青春の幸せの形が脈打っています。


ケイアイ先生の案内で三四郎池に。

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