苦美味いカクテル

昨日から北九州市小倉の西日本総合展示場で西日本釣り博が開催されルミカも小さなブースを構えている。

今日は小さな出来事がきっかけで重い気分の1日でした。

小さな出来事というのは中洲が昨日由布農園で鶏と遊んでいた頃、ルミカを辞めた2人の美女がせっかく釣り博に訪れたのに会えなかったのです。1人はブースに入り、あとの1人は離れてブースを覗いて中洲が居ないので帰ったとのメール。2人の来訪は少し予想されたので由布農園を選んだのが悔やまれました。その2人に今日の日曜日もう一度来てくれないかと頼んだらピシャリと断られたのでもうガックリ。

そうなると中洲の目玉新製品「Bi水族館」の展示にも次第に腹が立ってきて展示場を抜け出し小倉銀天街の辺りをウロつく事にしたのです。

腹の虫が収まらないのは、水族館の実演で水槽に居るのは冷たい水に動かないバカ金魚だけ。そんなものをVRゴーグルで子供達に見せているのです。会社の釣り具営業の連中は誰一人「Bi水族館」に興味ないらしく世間にごちゃごちゃ並んでいるコピーまがいの品ばかりを紹介している。更に腹が立つことがある。西日本釣博実行委員会とやらに駆り出されて社の役員が交通整理なんかやっている。中洲の新製品PRとどっちが大切なんだと言いたくなった。

ところが今度はもっと自分にムカつくことに出くわした。会場の出口近くでその主催者の会長に遭遇してしまってね。社の役員が交通整理に駆り出されたのを抗議すべきを中洲ときたら咄嗟に笑顔を作って、おまけに彼に同行の写真班から仲良く笑顔で並んだ写真を撮られたのですよ。

それで自分の不甲斐なさに憂鬱になって銀天街を抜けて歩くうちに駅裏の猥雑な一角に足を踏み入れました。そこに漂うのは昔懐かしい小倉の裏街のすえたにおい。タイムスリップしたように何とストリップ小屋が今でもありました。そこは又中洲の不毛の学生時代のどぶ池でもあります。このいかがわしい空気が今日の少し重い気分と更には郷愁とミックスして何となく居心地がいいカクテルになったのです。

今日はこんなバカな話をして読者に申し訳ありませんでした。


ルミカの小さなブース

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