防水ケース

今日で中国漫遊は6日目となる。
ハシモト君が明日
「ハードウエアのシリコンバレー深圳に学ぶ」の著者
藤岡氏と面談のアポを取ってくれた。

今日は事務所のスタッフ3名と一緒にBTP社を訪問。
Bi水族館の基幹部材の防水ケースと
特殊ケーブルの開発を依頼した。
水族館の成否は此処に掛っている。
素人のワシの目から見ても
カメラの防水機能には開発の余地が多いと思う。
今回水族館に施す防水対策がきっと評判になるだろう。

オオツカが3Dで素晴らしいモックアップを
BTP社に届けていた。
よくもこんな精密なサンプルが作れるもんだね。
中洲から見ると大した天才よ。
ところが機械じゃなく手作業となるとダメだ。
一連の水族館のサンプルで
夜中まで罵倒したくなる下手な細工。
「押してダメなら引いてみろ」
この勘どころつかめばモノになるんだが。

そこで中洲も「引くこと」を考えた。
樹脂接着は熟練を要するからオオツカに出来ない。
ならば樹脂接着じゃなく
強力ウレタン防水シールを使用しよう。
これならケースが痛んだ場合取り替えが効く。
「樹脂で固めてカメラの取り出し機能を無くし
完全防水に徹する」のがベストだとの
中洲の「思い込み」があった。
これを修正させたのがオーツカのドジだろう。

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